タイトルは振り返りと今年の展望とあるが、このブログ更新が数年前だったため、 何が展望だ?というご意見を承知で書いて行きます。

既報の通り、東京はフィッカデンティを新監督に迎えて優勝を目指したクラブ作りをしているようだ。
確か、チェゼーナ時代も格上のミランに勝利している記憶もあるし、戦術観などは 相当高い監督と思われる。前任のポポビッチはコーチとしては素晴らしい才能で選手の良さを引き出したが、監督の采配はと聞かれると「?」が浮かび上がる試合も多かった。
そういった意味でも、経験のある監督が就任することには素直に期待をしたい。とりあえず、広島みたいに堅守ベースのポゼッションサッカーをやるだろうから、今年よりはリスクも軽減するし、あとは平山も多くの試合で先発させてカズマを安心させないことが大切。カズマの前半戦の活躍は頼もしかったが、李がいなくなった後半戦は最低限の仕事をしっかりやっているんだけど、ちょっと物足りない結果だった。そのためにも平山も構想に入れながら、キープ力の高い試合運びで数多くのゴールを挙げるのが理想。 
東がもう少し決定力を上げれると怖い存在になるんだけど。ナビスコの鹿島戦のゴールを決めるテクニックがあるんだから、普通のシュートの精度も上げるべき。

 熊さんが新監督の大宮や、セレッソとの遺恨対決など今年のJリーグも面白そうだ。唯一の懸念はW杯があること。2010年のようにボーダーの選手はいないので変に気負うことなくやれそうだが、リーグ全体の疲労が、試合のクオリティを下げることにならなければ良いと願う。